2025/07/16
宵山ですね。
祇園祭もいよいよ宵山です。
若い頃はよく行ったものですが、近頃は逆に宵山を避けて違う日に祇園祭に行く事が多いですね。
宵山は人が多すぎて大変です。
それだけ多くの人を集めるお祭りだと言う事でとても良い事だと思いますが、それにしても人が多すぎます。笑
明日は山鉾巡行からの神輿渡御です。
私にとっての祇園祭はやはり神輿渡御ですので明日の夕方には神輿渡御を観に行こうと思っています。
楽しみです!
そんな祇園祭ですが、宵山や山鉾巡行にはいつも芸能人の方がテレビの撮影で来られる事が多く着物姿で撮影されています。
まぁなかなか素晴らしいお着物で来られている事が多いので、いつもこの着物はこの人の私物なのかそれとも撮影用にテレビ局が用意したものなのかめちゃくちゃ気になったりしています。笑
帯なんかはめちゃくちゃ高価な物をつけていたりするので、いつもすごいなぁと感心しながらテレビでも観ています。
着物を着た芸能人の傍には可愛らしい浴衣を着たアナウンサーの方がいて、さらにその横には男物の着物を着た芸能人の方なんかもいたりするのでテレビでこんなに和装の方ばかりを観るのはお正月のテレビ番組か、この祇園祭のテレビ番組ぐらいです。笑
それぞれ出演されている方の年齢層にあった色や柄の着物をチョイスしてあって、なかなかオシャレな着こなしだなぁといつも思いながら観ています。
この時期以外にももっとたくさん着物や浴衣を着た人達がテレビに出ている番組が観れたらいいのになと思います。
さて作業もありますが年に一度の祇園祭なので、京都に住んでいるからにはせっかくなので楽しんでお祭りを体感したいと思います!
2025/07/10
祇園祭、始まりましたね。
暑い…その言葉しかでてきません。
毎日毎日暑すぎます…。
もう勘弁してほしい。。
京都です。
まだ7月初旬だと言うのに恐ろしい暑さの京都ですが、まだ蝉の声はあまり聴こえずまだ夏本番ではないのかと思うと恐怖すら感じます。
工場の中も毎日35℃を超え湿度も90%程なので日々熱中症にならないように気をつけて頻繁に水分補給しながら作業をしています。
こんな状態の工場になるのはだいたいいつもは8月になってからなのですが、今年は本当に暑くなるのが早くて体調を崩さないか心配です。
さてそんな猛暑の京都ですがこの時期の京都と言えば祇園祭です。
7月1日から31日までの1か月間、京都では祇園祭が行われます。
京都の呉服の問屋街の中心地である室町通り界隈も祇園祭の中心地にありますので祇園祭ムードにつつまれます。
通りには山や鉾が立ち並び、我々染屋の取引先の多くが祇園祭の中心地にあり多くの通りがこの時期は車両通行止めになりますので、問屋街は事実上の夏季休暇状態になります。
ですが我々染屋はその間も発注を受けていますのでいつも通り着物や帯などの製造を続けます。
なので祇園祭中も忙しく作業をしていますのでなかなか祇園祭に行く事もできずに毎年1か月が過ぎ気づけば祇園祭が終わっています。笑
毎年祇園祭の開催中に梅雨明けする事が多かったのですが今年はもうすでに梅雨明けしていて猛暑の夏は始まっていますのでとてつもなく暑い祇園祭になりそうです。
これから祇園祭の行事ごとがどんどん行われていきますので今年はどこかのタイミングで祇園祭を体感しに行ければと思っています。
屋台で冷やし胡瓜なんか食べたいなぁ。笑
日本全国がとてつもなく暑いようなので熱中症に気をつけながらこの夏を乗り切りたいと思います。
2025/07/02
梅雨明けしましたね。笑
早くも近畿地方が梅雨明けしました。
去年に引き続き激早の梅雨明けでした。
たぶんあの頃が梅雨だったような気がする…。
みたいな感じです。笑
そんな京都です。
そして梅雨明けと同時にめちゃくちゃ暑い夏がやってきました!
もう毎日体がとけそうです!笑笑
どうにかしてほしいこの暑さ!!
工場が毎日サウナのようです。笑
そんなサウナな工場ではポリエステルの着物を全力でひたすら染めています!
つい先日、取引先の営業さんと話していたのですが、「ここまで暑いとさすがに着物を着るのもしんどいよね笑」なんて話をしていました。
そりゃそうですよね。
Tシャツに短パンで出かけている人達ばかりなのに、下着着て襦袢着てその上から着物着て帯締めてってそりゃ暑いですよね。笑
夏物の着物といえど暑いって話ですよね。
でもそんな令和のめちゃくちゃ暑い夏でも着物が着たい!って方にはそうなるとやはり綿や麻、ポリエステルの生地の着物になってくるんでしょうね。
本当に増えてます。
ポリエステルの着物。
理にかなっているって話なんでしょうね。
汗かいて汚れても家庭の洗濯機で洗えるし、価格も正絹よりリーズナブルだし、ってなるとやはりこのご時世ポリエステルや綿なんかが見直されているんでしょうね。
これからまだどうなるかはわかりませんが、正絹の価格高騰も考えれば、日常的に着物ユーザーの皆さんが着るようになるのはポリエステルなんかになってくるのかもしれませんね。
近頃は本当に時代が変わっていくのを実感する毎日を過ごしています。
良くも悪くも令和になってすごく変化しているように感じます。
この呉服業界もどんなふうに変わって行くのか?
しっかりと地に足つけてその時代の変化を見ていきたいと思います。
2025/06/25
ベストを尽くすタイプです。
できる事は全力でやりたいタイプなんです。
それが多少自分の思う事と違っても先方が思う物なら全力でそのイメージ通りの商品が作れるように努力します。
ですが伝えたい事は伝えたます。
でないと、なんでも作れるんでしょ?とか簡単に思われてしまうので。
こんな感じの着物や帯を作りたいんですができますよね?って言ってくる方の作りたい物はだいたい無理です笑
なんでもそうだと思うんですが一つの商品を作るのに色々な事を考えて1番いい方法でできるだけ良い商品を作ろうとしますよね。
それはやはりその商品を作るこちら側に委ねられる事で、作れますよね?なんて言われたら、できるかできないで判断しろと言われればできなければ「無理です」しか答えられないですよね。
できない物をどうすれば作れるのか考えて作っていくのが私たち職人の仕事であると思うのですが、なんでもかんでもすぐにできるわけではありません。
どうやったら作れるのか?どうやって染めていくのか?どの手順で?何を使って?どうやる?どうする?今までの経験値をいかして無理な物を作ろうと全力で考えます。
そうやって考えていく中で無理が無理ではなくなったりするんです。
近頃はあまりにも簡単に物が作れるような見せ方や言い方をする世の中な気がしますが、決してそんな事は無くていつだって手作りって大変だし難しいし時間もかかるし、でもだからこその良さがあってその良さを求めてくれるお客様がいてくれるんだと私は思っています。
これから先に我々のような手仕事の職人がどれだけ残っていくのかは分かりませんが、若い人たちに「やべぇな」って思ってもらえるような職人でいたいし、そう言われる仕事をしていきたいと思います。
今週末にも大学生との共同作業の時間が有りますので楽しみたいと思います。
やべぇって言われるぐらいオシャレな商品を作ってやろうと思います笑
2025/06/18
梅雨…なんですかね。
暑かった…。
めちゃくちゃ暑かった。
梅雨はもう終わってしまったのですか?
梅雨入り宣言から2週間ほどですがもう終わりですか?笑
この暑さでまだ梅雨だとしたら夏は一体どこまで暑くなるのか想像しただけで滝のように汗だくなりそうです。
そんな京都からお届けします。
どうやらこの暑さで想像以上に体調が良くない私ですが最近の出来事といえば自分用の着物がようやく染め上がった事ですね。
生地はもちろんポリエステルで色はグレーにしてみました。
生地をどの素材にするかは悩むことなくポリエステルの一択でしたが、やはり色は悩みました。
使いやすい色でと思いグレーか紺色かどうしようかなぁと悩んでいましたが、やはり使い勝手のいいグレーにしました。
銀鼠色系がいいんじゃないかと思い、色を作りながらあれやこれやと考えてやっと色ができたので染めてみました。
蒸し工場から戻ってきて色を確認したらなかなか良いできだったので安心しました。
ようやく着物ができたので、次は帯を作ろうと思っています。
自分好みの物を作れるのでめちゃくちゃ楽しいです。
男物の着物や帯はなかなか作る機会が少なくなってきているので楽しいです。
女性物の着物とは違い男らしい色にしないといけないのでちょっと難しかったです。
帯ができたら次は羽織かなぁなんて考えています。
自分以外の誰かをトータルでコーディネートしてみたくなってきました笑
こんな事も考えたりしながら日々の作業も頑張っています!
さて明日はどんなオシャレな物作ろうかな?笑笑