2024/07/24
梅雨明けしましたが…。
暑い…暑すぎじゃないですか。。
先週末に近畿地方はようやく梅雨明けしましたが、一気に夏が本気を出したような暑さになっています。
工場もいよいよ夏本番の室温と湿度で、夏らしくとんでもない暑さになってきました。
汗が染めている最中に反物に落ちないように注意をしながら仕事をしなくてはなりません。
夏は汗だけではなく色々な事に注意しなくてはいけない反面でメリットもあります。
それはやはりめちゃくちゃ乾きやすいことです。
皆さんの洗濯物が乾きやすいのと同じで夏場は染めた反物があっという間に乾きます。
朝に染めた反物は乾きがいい春先でも完全に乾くのに5〜6時間はかかりますが、夏場は2〜3時間で乾いてしまいます。
それだけ乾きやすいので気をつけなければならない事は色々ありますが、それよりも仕事が進む進む!
段取りさえ良ければ冬場の倍の数量をこなす事もできます。
本当に嬉しい季節ではありますが、とにかく暑い!
毎年の事ですが、今年はめちゃくちゃ暑いように感じます。
こんな暑い中でも着物を着てくれる人がいることを信じて毎日大汗をかきながら染めています。
夏場は着物というより浴衣の季節ですが、夏でももっと着物を着てもらえるようにおしゃれなデザインを考えていきたいと思っています。
一年を通して着物を着て出歩く人達がもっともっと増えるためにはどんな着物を作ればいいのか日々考えています。
帯でも同じですがもっともっともっと勉強して物作りしていきたいと思います。
2024/07/17
そろそろ梅雨明けしませんか?
毎日毎日暑すぎやしませんか?
そろそろ梅雨明けの予想が出始めていますが、なかなかいつ頃になるかわからない感じがある京都です。
とにかく毎日蒸し暑いので熱中症に気をつけながら毎日仕事をしています。
そんな盆地特有の蒸し暑さが極限状態の京都では祇園祭の真っ最中で、本日前祭のメインイベントである山鉾巡行が行われました。
今年もとんでもない人の多さだったようです。
私は今年も工場に缶詰状態でしたので見には行けませんでした。笑
山鉾巡行もいいですが、私のおすすめは山鉾巡行の行われた後の夜に行われる神輿巡行ですね。
3基の神輿がたくさんの担ぎ手の人達に担がれて八坂神社から京都の中心街を通って御旅所まで巡行します。
担ぎ手達の凄まじい熱気を一度体感しに見に行ってみてはいかがですか?
さて蒸し暑さでは負けていない我が工場ですが、祇園祭のため問屋街である室町界隈が休業しているのでペースダウンするかと思っていたのですが、逆に忙しくなっています。
着物では着尺や色無地の仕事が多くなってきています。
帯はオリジナルで作っている商品が好調で引き続き制作しています。
秋冬物の追加発注も引き続き染めていますので、ポリエステルの商品も正絹の商品も満遍なく動いている状態です。
当店の商品は決して安い商品ではありませんが、それでもこれだけ動きがいいのは世の中が少し変わりはじめているのかもしれません。
世の中の動きも見つつどう舵を切っていくか考えながら商売をしていく次期なのかと思っています。
祇園祭もこれから後祭が始まります。
そろそろ梅雨明けするようなので後祭はとんでもない暑さになると思いますので、祇園祭に来られた際は冷やし胡瓜なんか食べながら『着物』でお祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
私も後祭は神輿巡行を観に行く予定です!
2024/07/10
とんでもない暑さです。
とんでもなく暑い日が続いている日本全国ですが、まだどうやらほとんどが梅雨らしいですね。笑
まだまだこれから梅雨明けにむけてどんどん暑くなるのかと思うと眩暈がしそうになる今日この頃です。
京都は連日35℃を超え、蝉の鳴き声も聞こえて夏本番をむかえそうですが、工場はと言うと今年の秋冬物のポリエステルの着物の商品の追加の制作に追われています。
今年は去年よりも追加が多い気がします。
絹の商品よりも安い価格で手に入り、洗濯も自宅でできるなど、正絹の商品とはまた違った着物として改めて認識され始めたのではないかと思います。
一昔前は、「ポリエステルの着物なんて…」と言われていましたが、今は正絹の着物とポリエステルの着物で用途によって使い分けるなんて事は着物ユーザーの方なら普通にやっている事ではないでしょうか。
それは時代の流れもあるのでしょうが、なによりポリエステルの商品のクオリティが正絹のものと変わらないものになったのが一番の要因だと思います。
作る側から見ても本当にクオリティは高くなったと思います。
長い時間をかけて努力し研究を重ねて、あきらめずに良い商品を作りたいと言う思いでずっと商品を作り続けた結果だと思います。
いつだって人と違う事をしようとすると否定されてバカにされて、それでもあきらめずに自分を信じてやり続けたからだと思うんです。
これからどんどん色々な事が変わっていく時代になっていくと思うんです。
その中で取り残されることなく、しっかりと先を見て時代の流れに乗っていければと思っています。
その一つとしてポリエステルの着物を作り続けていこうと思います。
本当は帯も作りたいのですが、なかなか生地が手に入らなくて。。
でもあきらめずに少しずつ進めていければと思います。
まだまだやりたい事や、やらなければいけない事がたくさんあります!
少しずつですが一歩ずつ進めていけるように頑張ります!!
2024/07/03
湿気がすごいんです。
梅雨入りしたとたん、とんでもない湿気と雨が続いている京都です。
蒸し暑いなんてもんじゃないです。
すごい湿気でついこの前まで、過ごしやすくていい気候だなんて言っていたのが嘘のように一気に梅雨の気候に切り替わりました。
しかし本当に染めた着物や帯が全然乾きません。
毎日大量の洗濯物が干してある締め切った部屋にいるようなものなのでクタクタです。
本当にこの時期は困ったものです。
さてそんな梅雨真っ盛りの京都ではいよいよ夏の風物詩である祇園祭が始まりました。
この時期になると京都市の中心地では祇園祭の色々な行事が毎日のように執り行われ、一気に祇園祭モードになります。
我々の商売相手でもある卸問屋がひしめく室町通り界隈も同様に祇園祭モードになり、来週ごろから山や鉾が立ち始めると同時期に休みに突入するお店も多いです。
京都の中心地では山や鉾が立ち始めると各所で車両通行止めになってしまうので、営業車が入る事ができなくなってしまうので納品などが難しくなってしまいます。
なので毎年7月の半ばから後半は京都の呉服業界は長めの休暇になります。
とはいえ我々製造側はそんな事お構いなしに毎日元気に仕事していますが笑
なんにせよ年に一度のお祭りですし、せっかく京都で生活していますのでどこかのタイミングで祇園祭を体感しようと思っています。
毎年祇園祭はとんでもない数の人達が来られますので、できるだけ人が少ないタイミングを狙って祇園祭に出かけるようにはしています。
今年はいつ頃行けるかな?笑
毎年7月中旬ごろが梅雨明けのようですが、今年は梅雨入りが遅かったのでどうなるかはわかりませんが、仕事がしにくいので早く梅雨明けしてほしいものです。
明ければまたあのとんでもない暑さの夏本番が待っていますが、梅雨よりはまだましですので早く明けでほしいです。
いよいよ下半期も始まりましたので、梅雨でジメジメして憂鬱になっている場合じゃなくガンガン仕事して一年の後半を駆け抜けていきたいと思います!
頑張りまっす!!
2024/06/26
梅雨入りしましたね。
先週末にようやく関西地方も梅雨入りしたようで、毎日蒸し暑い日々が続いている京都です。
急に気候が梅雨らしくなって、一言で言うならば「不快」な気候になりました。
染め屋にとって最悪な季節の到来です。
皆さんと同じで洗濯物が乾かないように、染めた反物も乾きません。
染めた反物の乾きが悪いと色々なアクシデントが起こりやすいので、普段は気を使わなくて良い部分で必要以上に気をつけて仕事をしなくてはなりません。
今年はどうやら梅雨は短い予報ですが、どうなる事やら…。
さてそんな梅雨の中、工場では秋冬物の追加の発注が始まっています。
1ヶ月ほど前から始まった今年の秋冬物の売り出しの追加発注が始まり、これから2ヶ月ほどかけて発注分を染めていきます。
着物の追加分を染めていくのですが、それをこなしながら帯のオリジナル商品を染めていくのでなかなかバタバタしていきます。
この時期は世の中は浴衣に切り替わるので、着物の方は少し控えめになってくるのですがなんとか生産量を落とさずに仕事をできています。
最近ではポリエステルの商品が本当に増えてきていますので、その部分がプラスになっています。
どんな生地でも染められるようになっていて本当に良かったと最近ではよく思います。
さて、この梅雨が明ければいよいよ本格的な夏がやってきます。
今年の夏は酷暑だった去年よりももっと暑い夏になるとの事なので、どうやら体力勝負になりそうな予感です。
この梅雨の時期の疲れを残さないように気をつけて夏を迎えたいところです!